君にまかせた!
少し気が早いですが、5・6年生の各クラスでは運動会へ向けて応援団等の係決めを始めています(始まります)。
あるクラスでは応援団を立候補で決めました。どの係も大切ですが応援団は運動会で全校の前に立って団員をまとめるために活動する係です。各クラスの実態に応じた決め方で決めていきます。そして、クラスの子供たちが納得する形で決めていきます。
あるクラスでは、立候補で決めました。立候補で候補者が出た後、心構えについて同じクラスの友達から質問に答えました。
「大きな声が出ると言いましたが、他にはどんなことが必要だと思いますか?」
「命令ではなく指示を出せますか?」 「応援団になっていつから自分は変わるのですか?」
なかなか鋭い質問が出ました。
立候補した子供たちもハキハキと大きな声で答えます。
質問タイムの後、推薦タイムをとりました。
クラス全員が「やる気が伝わりました」「堂々とした態度が立派でした。だから任せられると思います。」など全員が推薦を受け応援団員を務めることになりました。
クラスのみんなが「君にまかせた!」ということが伝わったのか応援団の子は顔が引き締まったような感じでした。
最後に応援団の子が、「ぼくだけじゃなく、みなさんも協力してください」とクラスの子供たちに言いました。
きっと今年もよい運動会になることを予感させる時間となりました。
来週にはすべての係が決まります。運動会はもう少し先ですが、少しずつ子供たちが活動します。9月12日には夏休み明けの2週間ではなく、7月からのやる気がこもった、半年で成長した子供たちが見られる運動会になることでしょう。