小さなことから学ぼう!
本校では、毎週金曜日のさわやかタイムは学級活動です。各学級でゲームをしてクラスの友達との仲を深めたり、クラスの課題について話し合ったりしています。今日のさわやかタイムと学活の時間に鶴作りをしているクラスがありました。友達と協力して千羽鶴を作っています。病気の治療で長く欠席した友達のために作っています。子供たちは折り鶴作りですが多くのことを学んでいるようです。
先週の例です。例えば折り紙が360枚しかないので千羽に足りません。
そこで子供たちは・・・・ひらめきました。
まず、360×4=1440と考えました。つまり1枚を4つに切り、紙の枚数を増やしました。
そして一人何羽つくればよいかも考えました。1000÷34=29.3・・ 一人30枚おればできる。
でも、苦手な人がいます。子供たちは苦手な人は29羽にしました。そしてつるの折り方を教えてあげたり、分からない子は質問をしたりしました。
折り鶴をつなぐのは家庭科で習った裁縫の技術を使います。
折り鶴づくりから国語の力(伝え方)、算数(計算)、家庭科(裁縫)など多くの学びを生かす姿はとてもすばらしいなと思います。どの教科の学習も子供たちの「力」になっています。これが「生きる力」につながるのだと思います。
いよいよ学期末のまとめの時期です。家庭学習も一生懸命取り組んでいる子が多いです。しっかりとした「力」のつく1学期のまとめとなるように声がけをよろしくお願いします。