朝の なかよし公園 

お早うございます。雨の降らない日が今日で何日続くのでしょうか?ラジオ体操も各地区順当に進んでいるようです。

IMG_2820 IMG_2821 これはなかよし公園で行っているラジオ体操の出席簿です。シールの色は特に関係ないそうです。

この取り組みは児童会役員の谷崎さんと本川さんの提案だそうです。「どうせラジオ体操をするのなら思考を凝らし参加したくなるような取り組みをしよう」と今年度考えられたそうです。

この出席簿で驚いていたのですが、ラジオ体操は始まると更なるサプライズでした。

IMG_2841IMG_2840IMG_2838 6・5・4年生

IMG_2839IMG_2837IMG_2836 3・2・1年生

6年生が整然と前に出て体操の手本を見せ、5・4・3・2・1年生の順番に横1列に並んでしっかりと体操をしていました。子供たちを取り巻くように地域の方も参加しておられました。

道下小学校に来て3年目ですが、この様に整然としたラジオ体操は初めてでした。これを機会に続けていってほしいなと思いました。

地区児童会の役員の皆さんに感謝です。

谷崎さんと本川さんは私が東部中学校に勤務していたときの生徒でした。地元で子供たちのために活動して成果を上げてくれることに喜びと先生をしていた良かったなと感じました。本当にありがとうございます。

話は急に変わるのですが、昨日「いのちの教育講演会」に参加してきました。寺井県教育長の講話と細谷聖路加国際病院顧問の講演を聞いてきました。

講演の中にNHKのドキュメント番組が紹介されました。5歳の小児癌を患った子と6歳の怪我で入院治療している子の同部屋での様子を照会した内容でした。1年間密着取材し10分程度に凝縮されていたのですが、こんなシーンがありました。怪我をした子が癌を患っている子に「絵本を読んでもらおうよ」と言うのです。(癌を患っている子は目が見えず転移によって声も出なくなってきていました)怪我をした子は癌を患っている子を気遣って2種類の本の内容を言葉で伝えて「どれにする?」と聞いていました。また、癌を患っている子は、怪我をしている子が自分のベッドの横まで移動して来るのに「気をつけて来てね」といたわりの声をかけているのです。

このシーンを細谷先生は「こんな小さな子でも相手を思いやる優しい心がそなわっている」「人間は伝えるのではなく、その場その場の感情表現を素直に表して関わる事が大切である」「それがこんな小さな子でも理解し行動に移している」と言われました。

2本目の映像は15歳の少女が自分の病気余命を理解し受け入れ、自分の判断で延命治療を断り家族と過ごす自然体の時間を優先し亡くなって行く話でした。

15歳の少女の印象的な言葉は「いのちは長さではなく内容だ」そして、病院生活を在宅治療のい切り替え家族との生活時間を優先したと言うことでした。

先生の言葉や映像紹介は、私の感じた内容です。表現が間違っていたり真意が伝わっていないかもしれませんがお許しください。

私が伝えたかったのは、今朝のラジオ体操で谷崎さんや本川さんが子供たちのために一生懸命になってくれている。その姿が子供たちにしっかり伝わっている。いのちの尊もしかり、躾もしかり、教え伝えるのではなく一緒になって活動し「一生懸命な大人の姿を見せることが大切だ」と昨日のいのちの教育講演会そして今朝のなかよし公園のラジオ体操で感じました。

ますます、道下の子供たちは心根の優しい子供になっていきますね。

 

 

学校日記

前の記事

熱中症に注意
学校日記

次の記事

地域のラジオ体操