3月 春に向かって

3月6日(木)、新学期に向けて登校班の試行をスタートしました。

時折、先頭の上級生が歩くペースを調整し、後ろの様子を気遣う姿に、

思いやりの心と上級生らしい配慮が感じられました。

6年生は班の後ろから全体を見守っていて、本日も安全に登校することができました。

 

児童玄関で子供たちの登校の様子を見届けていると、「グワアワワー」と

普段聞かないような鳥の鳴き声?が聞こえました。

どこから聞こえるの?と辺りを見回していると、

上空にきれいなV字隊形で飛んでいる雁行(がんこう)を見つけました。

日本で冬を越したガンが北へと移動し始めたようです。

(マガンかなあと思いますが、富山ではあまり確認されていないようです。)

 

少し離れたところにもう2羽飛んでいて、先ほどの鳴き声は群れの先頭を飛んでいる隊長が

仲間の2羽の様子を気にかけた励ましの声だったのかもしれないと思いました。

10羽ほどの隊列だったので、いっしょに力を合わせて飛んでいってくれることを願いました。

今日が新しい登校班の試行開始の日だったこともあって、

安全を考えて仲間を思いやる道下っ子の集団登校の様子と似ているなあと感じました。