今回の地震を受けての学校の取り組み
(以下 「学校だより」より抜粋)
今回の地震を受け、改めて緊急時の「自分の命を自分で守る」行動について各学級・学年で子供たちと考える場を設けました。子供たちは、地震が起きたらどうするかを具体的に話し合ったことで見通しをもつことができ、状況に応じてできることをしようという気持ちになったと思います。
高学年のタブレットには、2学期より「道下相談ボックス」というアンケートページへのアイコンを置いており、困りごとがある場合、これを通じて相談することができます。今回はそれを使って、不安な気持ちがある場合に相談したいか意思表示したり、今の思いを綴ったりしました。いつもと変わらない笑顔を見せてくれている子供たちの中には、大きな不安を抱えている子供が少なからずいました。一人一人の子供に目を配るとともに、学校が「みんなと過ごせて楽しい場所」「安心で安全な場所」と感じられるよう、教育活動を工夫していきたいと思います。
加えて、1月中に今年度2回目の地震・津波災害を想定した避難訓練を行う予定です。みんなで話し合ったことを生かして真剣に取り組んでくれることでしょう。
ご家庭におかれましては、大きな地震が発生した場合の対応について話し合っていただきありがとうございました。甘えが強くなる、ちょっとした物音に驚く、些細なことでイライラする、などの行動や心の様子は、ほとんどの場合、時間とともに回復するそうですが、心配なことがありましたら、どうぞお聞かせください。今後ともご家庭と手を携えて子供たちを見守っていきたいと考えます。どうぞよろしくお願いいたします。